県内の地域ブランド認定品や自慢の逸品が集結する「第１回静岡県地域ブランドフェスティバル」が１１月３日、浜松市中区の市ギャラリーモール・ソラモで開かれる。県内の産品同士が集い合えば発進力がより高まると、浜松商工会議所が静岡や沼津など９商工会議所に連携を呼び掛けて企画した。
出品されるのは、各商議所エリア内の５１事業所の製品３００品余り。みしまコロッケや静岡おでん、藤枝朝ラーメンなど各地の有名ご当地グルメをはじめ、銘菓や地酒、工芸品などが並ぶ。「うなぎ鰻（まん）ぷくまつり」も同時開催し、浜松のウナギ料理店２５店の特製弁当を１６００円均一で販売する。
浜松商議所地域ブランド創出特別委員会の秋田修副委員長は「来年、富士山の世界文化遺産登録が決まれば、国内外からの観光客が増加する。このチャンスに向け、県内で一丸となって地域ブランドを売り出す機運を盛り上げたい」と狙いを話す。三島商議所は「地域の産品を個々にＰＲするだけでは知名度向上に限界がある。互いにブランド価値を高め合いたい」と期待を寄せる。
問い合わせは浜松商議所商業観光課＜電０５３（４５２）１１１４＞へ。

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